SKY-HI HALL TOUR 2017 -WELIVE- 5/2.3@日本武道館
"夢の中なんかより現実は歓びにあふれてる"
ああ、本当だなぁ、それに尽きるなぁ、と、初日新潟からいくつかの地方公演と日本武道館公演を観ることができて感じたツアーでした。
まず、OLIVEの中の 「Over the Moon 」を初めて聴いたとき、というか聴く前にSKY-HI氏がTwitterで教えてくれたこと、
本当のハッピーって、無責任に「いぇーい」っていう事じゃなくて、嫌になるような現実や状況を迎えに行ってやって初めて出会える物なんだよなぁ、「しょうがない」って思うことや思う出来事の先に、本当の意味での幸せが待ってるんだよなぁって曲です。愛してくれたら嬉しいです😌🌝 https://t.co/hUVbAbIjFa
— SKY-HI(AAA日高光啓) (@SkyHidaka) 2017年1月2日
この時はまだ"ハッピー"の本質、ということをよく理解できなくて、誤解を恐れずに言うならば、"本当のハッピー"にこんなにも深い意味を持って生きている日高さんに若干の怖さを覚えた(というよりかは自分のハッピーに対する考えの浅はかさに気付かされた)日でした(笑)
そこからOLIVEをこれでもかと聴き込んで迎えた初日新潟公演、
ひとりでイヤホンで聴いていたOLIVEの世界観がパァっと広がった瞬間がたまらなくてたまらなくて、
終わっても終わってなくてずっと心に留まって、そのまま別の公演を観て、この日本武道館公演を観て、
やっと、
ハッピーの本質とかああ今生きてる、ってこととか
"夢の中なんかより現実は歓びに溢れてる"
という意味を自分の中で見つけられたかな、と思います。
こんなにも素敵なライブを観て、翌日からまた朝起きて仕事して疲れて帰って寝て起きて、、すぐに何でもない日常生活に戻るから、ともするとライブは夢見心地で現実逃避に思えるんだけどそんなことなくて、
このツアーが終わった今もずっとずっと自分の糧になっていて、この先なにかに躓いたときも嬉しいときも、きっと、あの瞬間を思い出すんだろうなぁと思います。
ラストに歌った「リインカーネーション」
「終わりのないモノならないけど
始まるモノもその分あるでしょう」
本当にその通りで、OLIVEでは1番目のトラックのリインカーネーションがこのツアーでラストである意味、
再生ボタンを押せばいつでも会える、ということ、今、息を吸って生きてるっていうことの意味が強く伝わってくる瞬間で、このツアーで、終わるのは名残惜しいけど一番大好きな瞬間でした。
(開演前にずっと流れていた往年のスターたちのライブ映像もきっとそういうことで、もうこの世には居ないんだけど、再生ボタンを押して音源を聴くとまたいつでも会える、そこから新しい音楽にひろがっていくこと、とんでもなく幸せだなぁと思いました)
そしてナナイロホリデーのスルメ感…!
シングルでリリースされたとき、夏にライブやフェスで聴いたとき、アルバムで聴いたとき、どれも素晴らしかったけど
WELIVEでのナナイロホリデーは本当に本当に、よかったぁぁ…
石川淳さんとの話、石川淳さんの大切なギター(しかもオリーブ色!)で歌うことの話、
七色の照明、スクリーンに映るオフショット、1万人弱の手が一斉に左右に揺れるあの感じ、とてもとても幸せで、
ナナイロホリデー→アドベンチャー
(この冒険の続きはここでしよう)の流れがOLIVE同様にグッと来すぎてしまいました。
もっともっとたくさんあったんだけど書き殴ると支離滅裂になりそう笑
終始アツすぎる熱量でライブをしてくれたSKY-HI、どの言葉にも歌にもこんなに惹き込まれてしまうのは、本当に命懸けで音楽を届けてくれているということを、SKY-HIの音楽に出会ってからのこの数年間で、実感しているからかなぁ。
WELIVE、間違いなくわたしの人生の糧になりました。本当にこんなにも何回も観たいと思ったライブはない、ダントツすぎるWELIVEでした。