#MWツアー めちゃくちゃたのしかったの話②
#MWツアー 名古屋公演の感想をとてもじゃないけど140字に収めきれない、というかネタバレ回避するとヤバイとたのしいしか言えないやつなのでブログに残します。といいつつ、ひたすらにヤバい、と、たのしい、がもう全てだなとすらおもうツアーです。
↑会場外にあった幻のスフォルツァ騎馬像(たしか)、うつくしい。
以下ネタバレありです。
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前回行った松戸公演でちょっと追いきれなかったところが今日はしっかり観れて、聴こえて、その度に鳥肌ぶわぁってなるライブでした。何回観てもまた観たい。あれもこれもぜんぜん観たりない。
SKY-HIのツアーって、毎回セットリストが違うとか、アンコールの曲が公演毎に違う(そもそもアンコールないし)とか、そういうのがない分、「この後はこれが来て、そうするとこうなって、こういうことを言う」みたいな予定調和に沿ったライブ、なんて勿論そんなことなくて、生だしね。
このあとこう来るんでしょ、って頭では分かってるけど毎回のライブでその日によって見えかたとか聴こえ方とか違うの。
思いもよらぬところでグっときたり、スっと心が軽くなったり、こんな音鳴ってたの?!とか、そう、、、言葉にするのは難しいけれど、そういうのがたまんなくすきです。
WELIVEも何度も観たいと思うツアーだったけれど、今回のツアーもまた、ニヤニヤしたりジワっと涙腺に来て鼻の奥がツンとしたり横ノリがたのしかったり縦ノリがたのしかったり、パーソナルスペースが確保されているホールツアーってやっぱりこれもいい。(花粉症が軽減された気すらする。)
今日は数年ぶりに姉といっしょにSKY-HIを観たんだけど、SUPER FLYERSがいるライブをいっしょに観るのは初めてで、2年前のSKY-HIの印象で止まってた姉にとっては中々の衝撃度だったようでニヤニヤした。とてもニヤニヤした。何が良かった?何が良かった?の質問責めしてしまった。
・Young,Gifted and Yellowでしてた8小節くらいの聴いたことのないと思ってたラップ、前回のブログを読んで曲タイトルを教えてくださった方が!いて!ありがとうございます、既発曲だったんですね…!
AAAの「Day by day」という曲の日高さんバースとのこと。
ああ思えば、これだけSKY-HI氏の音楽を聴いてきたのにグループでの曲って全然知らない。
同じ人が書いてる詞なんだから、素敵な曲を、たくさん知りたいなぁ。
調べてみたらこれ、ラップ詞以外、小室さん作詞作曲なのね、、、!
なるほどこれもまた。
Day by dayの歌詞を見てみたんだけど、
”夕焼けも見えなくて 人波の動きで時を知る”
から始まるんだねぇ。Young〜でわたしが思い浮かべる情景も夕焼けだなぁ。
日高氏のリリックの
”東から西 上っちゃ沈む太陽”
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”やるせない「昨日」通り越して会えた「今日」でも何も出来ず聞こえてくる「明日」の足音”
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”さぁ「明日」を迎えにいこう”
カタルシスが出た頃からYoung〜の「君」はLUCEの「お前」だと思ってるんだけど、
”MD”(たぶんここは今ツアーでは歌っていなかったけれど)が出てきたり
”mp3”が”ストリーミング”になってたりするところに時の流れを感じたりして、
そんでもって
”Long time no see my man,my friends
久しぶりに君に手紙を書いてる”
あの日が重なって時が経って今日になって、、、
って勝手に思いを巡らせているとなんだかこの曲たちのストーリーが初めて曲を聴いたあのときや2016年のリバ探で観たYoung〜と違う視点から見れたりして、、、違う曲かなこれ、とすら思うマジック。
あとやっぱりECDのロンリーガールがめちゃくちゃ効いてる。余韻がすごい。
本当にこのYoung〜のところはこのツアーの中でも特に大好きです。
そこから続く「十七歳」と「Over the moon」、とか、フルバンドで観るアレンジがめちゃくちゃ良い。ほんとうに良い。なんだこの贅沢空間。イヤモニしてるSKY-HI氏は何だか新鮮だけど、めちゃくちゃ綿密にタイミングとか空気感とか作り込まれているんだろうなぁと思ったし、SUPER FLYERSサウンドはなんって素晴らしいんだほんと。一瞬たりとも聴き逃したくないよねこれは。
余談ですがOver the moonをライブで見るとこれが思い出されてホールツアーだとなおさら。
続くRAPSTAのバンドアレンジがさいこう。こんなことあるのかってくらいこうふんした。
あと特筆すべきはSKY-HI氏の電子ドラム(?)(何ていうやつかよくわかんないんだけど、立って叩いてたやつ)がめちゃくちゃ、はちゃめちゃにかっこよかった。今回はどの曲でもギター弾いてないけど、ピアノもドラムもやって振り幅が大きすぎるでしょ、どんだけ完ぺきなんやこの人、、、
あとFront Line!!!!そのまたしても聴いたことのない(松戸のときは確かに初聴きだった)オーディエンスから思わず拍手が巻き起こる凄まじいラップは「何様」のだったんだね!!??
この曲、このツアーで久しぶりにじっくり聴いたんだけど、(生で聴いたのは確かクロノグラフのリリースイベントのライブ以来?)まじでグサグサ刺さりまくる。
”振り向かず進めるか”
涙でそうほんとに。仕事帰りに観るライブだとまたクるよね。今日はお休みだったけどね。
この曲中の日高氏の言葉がもうさ。書き起こせるほど覚えてないけど、一人のミュージシャンがここまで自分の人生に寄り添ってくれることってあるんだねぇ。めちゃくちゃ頼りになる背後霊かほんと。
ミュージシャンとファンやリスナーとの関係性ってほんと不思議。友達でも上司でもない、直接面と向かって語り合うことなんてほぼできないのにこうして音楽で繋がっていられる、会話してるような気持ちになれるのは不思議な感覚、センスオブワンダー…!なんってステキなことなんだほんと。
このツアー、MCタイムみたいなのが無くて、どこまでも音が鳴り続けてるのがまたいいよね。
あとね、今夜はブギーバックのアレに続いてOne Night Boogieに繋がって、そのラスサビ前の約15分、通称“大人の寄り道”ゾーンがやっぱりたのしすぎる。
アドベンチャーの”行こう〜”からSeptemberのとことかたのしすぎてチャチャチャ。問答無用に身体が動いてしまうやつ。キラッキラしてた。
まだここまででライブ半分くらいだけど、それはまた来週からにしようたのしいが過ぎるから止まんなくなっちゃう。
んで最後にステージを去るSKY-HI氏の去り際よ。ヒーローがやるやつだ。颯爽と登場してあんな去り方するのヒーローじゃん。あの瞬間、名古屋に間違いなくヒーロー居た。
終わってみればやっぱりめちゃくちゃ楽しかったが最初に出てくる。たのしすぎて泣く。…たのしいがすぎて涙出るってやばくない?
日高氏がいつも言う「夢を超える現実」の話、聞き続けてちょっと自分なりにさらに噛み砕いて拡大解釈かもしれないけど、
たのしいのもつらいのも全部現実、めちゃくちゃたのしいライブも翌日の変わり映えのしないと思いきやハプニングばかりの仕事も現実、たのしいことが終わるから次の日になって、また頑張ってたのしい日が来るね、
って思いながら大好きなぼのぼの48話を見たの。
ちょっと話逸れるけど、ぼのぼのまじで哲学なの。
ぼのぼの(最近のじゃなくて20年くらい前にやってたアニメのほう)の最終話の48話は
「毎日が楽しかったら?」っていう話なんだけど、
という終わり方をするの。(Amazonプライム動画で見れなくなっちゃったから先日安易に課金してしまった。笑)
まさかSKY-HIのライブに行ってぼのぼのを思い出す日がくるとは。でもさ、こういうことなのかもしれない。
よくわかんないけど、やっぱり今日もたのしかったらいい。
今日のライブがしぬほどたのしかったから月曜日がやっぱりちょっと憂鬱でもいい。全部途切れずに続いてるから色んなことがあってもいい。今日のことを思いだして糧にして、そのたびにちょっとニヤけてしあわせな気持ちになる。
時にクソみたいな現実のあとはクソみたいに幸せな現実があるね。そんなことを、今日もまんまと思わされてしまう幸せな空間でした。
映像化はとてもできないのは百も承知なのであと数回、しっっっかり目に焼き付けておこうと思います。
”とにかくパーティーを続けよう
これからもずっとずっとその先も
このメンツ このやり方
この曲でロックし続けるのさ”
いつまでもこうやって音楽を続けてたくさんの人の心をロックしてくれますように。
びがっぷすかいはい&すーぱーふらいやーーーーーず!そしてこのツアーに関わってる全ての方々!さいっこうだ!