DO THE RIGHT THING

音楽とかうさぎとかお気に入りのうさぎとか

#MWツアー めちゃくちゃたのしかったの話(まとめ)

今回行けた8公演のそれぞれの感想を観た直後に書くようにしていたんだけど、数えてみたら総文字数23,000字超え、、、!400字詰めの原稿用紙にしたら58枚、、、!笑

 

大好きな音楽のことを書く文章はこんなにもたのしいなんて、このツアーやっぱり最高でした。

 

 

 

 

2ヶ月弱かぁ、この短期間にこれだけの完成度のツアーを作り上げたSKY-HI&SKY-HIチームって、本当に人間業とは思えない、、、

 

このツアーは、約2時間半のとてつもないエンターテイメント空間の中に、この先、

自分を肯定して愛してあげること、隣の誰かを、まだ会ったことのない誰かを、愛すること。

戦うこと、真っ向から立ち向かうだけではない、戦うこと。

愛とか平和と、戦うことって正反対なものに思っていたし、そんな大きなものをがっつりメッセージとして受け取ろうとするとどうしても他人事のように思えてしまうけれど、メッセージ云々の前にひたすらに楽しい空間、それがあったから、意識しなくてもいつのまにか自分なりに噛み砕いてスッと受け取れていたのかもしれないなぁ、と、ツアーが終わってから思っています。


すぐに効果の切れる鎮痛剤ではない、じんわりと心に作用してくるようなSKY-HIのメッセージを、極上のエンターテイメントから受け取ったツアーでした。

 

1曲に思えるかもしれない、30何曲に思えるかもしれない、最初に聞いていたその情報は、一度観てなるほどとおもった後はもう、楽しくて楽しくて、というか毎回違う曲数に思えて、笑

 

今まで聴いてきたあの曲もこの曲も、一皮も二皮も剥けてこの曲こんな曲だったっけ、とすら思って、特に思い入れのある曲も、数年間聴いていなかった曲もぜんぶぜんぶいとおしく思いました。

 

 

「Radio Marble」の最後、

 

"一瞬の閃光のような瞬きを

永遠に心に残るメッセージを

最高の音楽でなければ成し得ない

最高のエンターテイメントを"

 

その言葉にいつもどきどきわくわくして、SUPER FLYERSが揃ってSKY-HI氏が出てきた時の会場の高揚感は「熱狂の渦」とかいうありきたりな言葉では形容できない、これから始まるパーティーに期待と、ドキドキと、ワクワクと、色んな感情が溢れてきました。

 

「BIG PARADE」〜「Seaside Bound」までの踊りまくる最高にキラキラした曲たちに、これぞSKY-HIのエンターテイメント空間.....!!を感じました。息もつかせぬほどの曲と曲の繋ぎに、SUPER FLYERSの凄みと、SKY-HI氏の持久力にしばし唖然としましたまじ。「愛ブルーム」や「逆転ファンファーレ」、「Jack The Ripper」みたいな数年前の曲も、当時もめちゃくちゃかっこよかったんだけどこのツアーでの少年から青年へ、みたいな成長期加減がすごかった、、、。お父さん、子どもたちの教育が凄まじいです。お父さんの仲間たちのスキルも半端ないですかっこよすぎ。

 

と堪能したあと、

 

ステージの少し高いところ、上手側に座って歌う「Young,Gifted and Yellow」は、リバ探で観たときとはまた違って、あのときより少し未来の、「今」を感じられた瞬間でした。

このYoung〜歌い方とか、とても好きなところがあって、「味は悪くないぜ 入ってはみたんだ」の少し笑った(嘲笑う...というと聞こえが悪いけど)ようにラップするところ、いつも堪らなく好きです。

ああ本当に、「Young,Gifted and Yellow」〜「十七歳」のオマージュが最高に大好きで、ニコ生確認したらちゃんと配信されてて、本当にありがとうとおもってます、映像で観られてうれしい。こんな顔してたんだ、とか、SFの皆さんはこうやって演奏してたんだとか、前列だろうが後列だろうが隅々までは確認できなかった箇所が観れて本当にうれしい。

 

「Front Line」〜「フリージア〜Epilogue〜」のところは、言ってくれた言葉を書き起こすまでも無いけれど、どんな人のどんな戦い方も肯定してくれた、そんな気持ちになって、自己肯定感を持つことを肯定してくれた、大切な瞬間でした。

 

あいしてるぜ、そう言ってフラフラとした足取りでステージを一旦去ったSKY-HIの姿は、本当にヒーローそのものでした。

 

その後のセンテンスの内容は、「偽ヤンキー」という言葉が出てきたけど最終的には暴力を肯定しないでそのまま「Beat It」に続くところ、この「Beat It」は多くの人が聴いたことのある曲だけど、歌詞の意味は正直今までよく知らなかったから、Radio Marbleでの解説とともに聴けてよかった!!!!

この、ユーモアたっぷりすぎるセンテンスも大切なことがたくさん詰め込まれていてさすがのやつでした、、、が、とにかくネタが満載でおもしろすぎ、、、笑

今までのセンテンスで一番すきでしたこれ!

 

そして特筆しすぎたい「大人の寄り道」

 

"とにかくパーティーを続けよう

これからもずっとずっとその先も

このメンツ このやり方

この曲でロックし続けるのさ"

今夜はブギー・バック(smooth rap)」

 

これ、関係あるのかはちょっと分からないんだけど、「Young,〜」でECDのロンリーガールの一部を歌っていたけれど、今夜はブギー・バックが発売されたのちにECD氏がアンサーソングで「DO THE BOOGIE BACK」っていうのを出してて。

ああ、そこまで考えられていたのかなぁとか少しおもってたの、深読みが過ぎて書くかどうか迷ったけど、、、

 

とにかくこの「HEY YO SKY-HI ま・と・め・ろ」 から始まる「大人の寄り道」が大好きで大好きで大好きで!!!!!!こんなの観せられたら初見でもガッツリ心持ってかれるでしょ、、、、このツアーはきっと初めてとか何年かぶりにとかでSKY-HIを観た人の心もがっちりロックするやつだったんだろうなぁ、わたしも初めて観るライブがこれだったら一瞬で好きになってる、

 

 

「ナナイロホリデー」の曲の前のMCで言っていた

"本当は一人ひとりに俺の何が好きなのか、何を求めているのか、聞いて回りたい、言葉でそれをするのは難しいんだけど、音楽ならそれができる、音楽なら全員と会話ができる、最強のコミュニケーション術だ、"

というニュアンスの話がとても好きで

 

まさにこのツアーは、音楽を通してSKY-HIとオーディエンスとの会話が可能なライブでした。しかもそれは小さめの会場でも、幕張でも同じレベルで。

なんて素敵なことなんだなんてしあわせな空間なんだ、なんっっってたのしいライブなんだ日高氏!!!!!!!

 

 

「Marble」が始まる前の暗転したままの中でのMC、とてもクるものがありました。自分を、他の誰かを、愛してあげてください、という話の最後

"さぁ、愛の歌をうたおう"

そこから始まる「Marble」で歌われていることは、壮大なようで身近なもので、ああやっぱり良い曲。

このツアーのタイトル「Marble the World」、

"夢物語でも幻じゃないぜ"だと思います。自分の日常レベルで、その先のもっともっと大きなレベルで。

 

 

 

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ツアーの感想をまとめるつもりがまだまだ話し足りない感がすごい、、、なんだこのツアー、、、自分でも引くほどに思いが止まらない、、、なんなんだSKY-HI氏、引くほどに最高すぎるでしょ、、、、