SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話⑥
SKY-HI TOUR 2019 The JAPRISON
2019.4.7 (Sun) @名古屋国際会議場センチュリーホール
今日はなんていうか本当、込み上げてくる幸せの感情が尋常ではなくて、このツアー自体の緻密に組まれた構成と演出と演奏と照明と、なによりSKY-HI氏の【ライブ力】が爆発していて、最高にイケてるフロントマンで、そこに重なるSFの圧倒的な演奏と、ステージとオーディエンスとの意思疎通、とても力を貰った気持ちです。難しいことは抜きにしてめちゃくちゃたのしかった。こんなに楽しいことなかなか経験できないよ本当。
以下ネタバレありです
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今日からJ-WAVEで始まったSKY-HIナビゲーターの新番組「IMASIA」とっっっっっっても良かったです。ジングルからかっこいい。J-WAVEでSKY-HIの番組のジングル聴けるのめちゃくちゃうれしい。
プレイリストを聴きながら気づいたんだけど、これ、開場中にかかってる曲たち数曲ある、、、!
「IMASIA」は「I'm Asian」の意味もあると話をされてたけど、もちろんSKY-HI含めかっこいいアジアのラッパーはたくさんいるよねそうだよねとなりました。この番組の行方がめちゃくちゃたのしみです。
今日は1階席のずいぶん後ろ、PAさん照明さんのすぐ横だったんだけど、ここぞとばかりに照明さんのお仕事っぷりを見れて本当良かった。めちゃくちゃ指動いてて本当神業だった、、、すごかった、、、
ホールツアーは後ろや2階席に行けば行くほどきっとライティングが綺麗に見えて、今日なんて本当に感嘆の連続だった、このツアーを語るうえで絶対に外せない感のある照明、本当にすごかった。何回行っても新発見の連続だから何度でも観たい。以下、今日とても感動したライティングの数々
・『Doppelgänger』のSKY-HIが立ち上がってラップするときに左右に映る影、ドッペルゲンガーだから、そういうことか、、、!ってなってクゥっとなった。
・『WWW!!』2回目のときだったかな、、ちょっと曖昧だけど、「カギは手の中」のところでまっすぐ伸びた光を手で掴んだところ、綺麗すぎてみとれてしまった
『Paradise Has No Border Remix』(だったかワンナイトブギーだったか…)で色とりどりの光がこちらに向かってくるところめちゃくちゃ上がった
はぁ本当よかった痺れた、、、
『Blue Monday』のダンスがとても好きなんだけど、キョンシーのジャンプみたいなところが特に。あと電車のところ、いつもタクさんが電車のドアの窓のところに透けて見えてすごく良い、、、すごく和む、、、
スクリーンを使った演出すごい好きだなぁ
第二部のゾーンは今日特に何か神掛かった、いや、俺の後ろに神が立ってる感がすごくてあれは絶対なにか舞い降りてたし客席もなにかただならぬパワーで満ち溢れてた。
『One Night Boogie』のマイケルオマージュもといものまねの「I Think I Wanna Rock!」のシャウトもすごくて、『Snatchaway』の最後のところとか凄まじく声の伸びが綺麗で、
今日の『カミツレベルベット』はなんだかここ最近聴いたカミツレの中で一番心にクるものがあったな、鳴り止まない拍手と止まらない演奏、終わってほしくないしこのまま続くのではないかと思うほどの熱量、数時間前を思い出しただけでなんだかたのしすぎて泣きそうになる
今まで、カミツレに救ってもらった感情は数知れないんだけど、辛いときに聴くカミツレも、うれしくてたのしいときに聴くカミツレも、なんでもない日常に聴くカミツレも、どれを思い出してもそのときの空気や匂いや温度を側に感じて、とてもいとおしい。カミツレベルベットはたぶんずっと、わたしを救ってくれる曲です。
『New Verse』もきっとこれからの日常にそうやって寄り添ってくれる曲で、今日は曲前のMCで「漠然とした憂鬱さを感じている人がいるなら、そういう人達のために、歌わせてください」というニュアンスの言葉をくれたのがとても印象的でした。SKY-HIが自分を見つめ直して作った曲、SKY-HIが作ったSKY-HIのための曲が、今日のこのライブを通して、会場中のみんなの曲になる、その瞬間にとてつもない愛を感じました。愛だなぁと思うと同時に、音楽って、SKY-HIの音楽って、人と人を繋ぐすばらしく素敵なコミュニケーションだと、やっぱり今日も思うのです。
今日のこのライブのことはずっと忘れないなぁ、と本気で思うライブはあまり多くないんだけど、いろんなミュージシャンのライブを見てきた中で、ずっとこの空気と匂いと感情を、忘れないように脳内の特別なファイルに保存してきたのはここ数年でずば抜けてSKY-HIのライブが多い。JAPRISON名古屋公演もそこに大切にしまっておきます。
ラストの『 I Think, I Sing, I Say』、昨日ブラック・クランズマンを観たからなのか、今日IMAGIAを聞いたあとだったからか、いつもと感じるものが違って、違ってというか、今までより深くその意味を考えて、いろんな気持ちになったな。
話は脱線しますが、ブログのタイトルをずっと「DO THE RIGHT THING」にしていて、それはその映画が大好きだからなんだけど、正しさとは何かってけっきょくやっぱりわかんない、わかんないけど、ずっと考えるべき事柄で、昨日観たブラック・クランズマンは、今を生きるわたしは観て確実に感じるものがあって、「敷居は低く奥は深い」まさにそれで。Do the right thingも大好きだけど、今、人に勧めるならブラッククランズマンだなと、丸屋さんとSKY-HIの記事を読んで私自身も思った次第です。
残り2公演、行けるのは中野だけになってしまったけれど、噛み締めて噛み締めて、SKY-HIとSFの、このツアーの大団円を目に焼き付ける準備をしたいと思います。本当に良いツアーだな。
私はこの時代を生きていてよかったと思わせてくれる素敵な音楽にありがとうーーーーーーーーーーーーーー!
SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話⑤と、MUSIC FAIRの話
SKY-HI TOUR 2019 The JAPRISON
2019.3.30 (Sat) @ホクト文化ホール
1週間ぶりのThe JAPRISON、毎週末のようにホールツアーを観ている期間だったから、平成の終わりとともにこのツアーの終わりが近づいてるようで急に寂しくなってきたな、、、、
毎回終演後にブログに書き残している感想、今日はライブ+どうしてもMUSIC FAIRのことを書いておく所存です。
以下ネタバレありです
といってももはやセットリストとか載せたところでネタバレとは言い難いかんじ。セットリスト順にCDを再生しても、きっとこのツアーは実際に観てみないことには1割も伝わらないのではないかと思うほどに、そのすべてが緻密に計算されていて、だからといって決して予定調和ではない、そこが何度でも観たいと思う大きな要素です。
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最初の1時間、第一部は本当に
「JAPRISON可視化」
の世界で、アルバムの制作段階からこれがくっきりと頭にあったSKY-HIはまじでド級の変態音楽人だと思います。ぐだぐだ言うより観るに越したことはないに尽きる。
そのJAPRISONの曲の間に組み込まれている曲たちもまじで良いスパイス。やっぱりライブ映えする曲ばかり。
『As A Sugar』、『Turn Up』、『F-3』あたりはライブでは定番曲という感じはするけど、ホールツアーで聴くこの定番曲は毎年アップデートが繰り返されていて、いつでもそのときが旬、という感じがするのが最高。『As A Sugar』〜『Turn Up』バースに入る前の繋ぎなんてクソかっこいいの本当。なんだあれ(怒)と腹立たしいくらい最高 。
『Dystopia』は本当に好き、FREE TOKYOの曲はずっとライブで聴き続けたいなぁ
この曲はリリックに「マイク一つあとは自分自身を I REP」とあるけど、『I REP』のDABOさんヴァース「I REP MYSELF」から来てるのかなとか、「結果やっぱ俺等変わらない」に通ずるものがある「何も変わらないぜ」なのかなとか、勝手な憶測でしかないけど、FREE TOKYOは本当に何度噛んでもずっと味わい深さのあるこのかんじ。アナログ盤で欲しい。本当に欲しい。
『Name Tag』ではバースに入る前、
「お前の目に映る俺はラッパーか?アイドルか?なんでもいいよ俺は俺だ」「興味もねぇ」と言い放つSKY-HIがギラギラかっこいい。その一言で伝わってくる情報量の多さったらない。
そこに続く『Walking On Water』は太くブレない柱はあるんだけれど、WELIVEで観たときともMWツアーで観たときとも違う良さがあってとても良い。
歌詞カードには載っていない「square the circle」というライン、「円の正方形化」から、喩えとして「不可能なことを企てる」という意味を持つ言葉だそうなのですが、この曲で初めてその言葉を知ったとき、とても鳥肌が立った記憶があります。
そして第二部、
『Double Down』への繋ぎ部分の「Go bounce〜」が最高に踊れるやつ。はぁ曲と曲の繋ぎがはちゃめちゃにかっこいいのでSKY-HIはCD音源だけで満足しているという人がいるのなら本当にライブ、観てほしいです。
『Paradise Has No Border Remix』はいわずもがなライブ映えすごすぎて一生聴いてられる。これ、SFの演奏で観られるのはこのツアーがとりあえずの最後だというのは本当にさみしいけれど、フェスとかでもしばらくはセットリストに組み込んで欲しいです、、、晴れた夏の日の野外で汗だくでも聴きたい。
『One Night Boogie』はイントロのMJオマージュもといモノマネ(?)
おそらくこのライブ動画の0:20〜の「I Think I Wanna Rock!」(なのかな?リスニング力に自信がない)をSKY-HIが声入れてるんだと思うんだけど、音源通りのシャウトをライブでがっつり私が聴けたのは先週の神奈川公演が初めてだった気がするのですが、高音がとても綺麗でこうふんした、、、、、
20分で10曲メドレーの「カウントダウンSKY-HI」を終えて少しMCを挟んだあとの『New Verse』、5公演目にしてやっと、落ち着いてステージを直視できるようになりました。
最後の曲が終わって、SFのメンバーがはけていくところ、最後コーラスのお二人だけが残った時にリズムに乗ってオーディエンスではじめたあのクラップ、すごくグッときた、、、ライブってこういうのが堪らないです、、、
ライブが終わって大好きな友達とご飯を食べて、ホテルに帰って「MUSIC FAIR」の動画、観ました。緊張しながらそわそわ一人きりで観ました。
MUSIC FAIRでProgressを歌うスガシカオ× SKY-HI、それはそれはグッときてしまったのは「ぼくが歩いてきた 日々と道のりを ほんとは"ジブン"っていうらしい」という詞と、自分を見つめ直した結果自分のことがいとおしくなったというこの曲が重なったところ
— (ユカだよ) (@ppp276) March 30, 2019
New Verse / SKY-HIhttps://t.co/wTWbck6WQu
大好きなProgress、大好きすぎてドキドキしながら観ましたとても良かったです。SKY-HI氏、高音の伸びがすごい、、、すごい、、、
ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
つまずいている あいつのことを見て
本当はシメシメと思っていた
誰かを許せたり 大切な人を守れたり
いまだ何一つ サマになっていやしない
相変わらず あの日のダメな ぼくずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
僕が歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは“ジブン”っていうらしい世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ…
“あと一歩だけ、前に 進もう”
ねぇ ぼくらがユメ見たのって
誰かと同じ色の未来じゃない
誰も知らない世界へ向かっていく勇気を
“ミライ”っていうらしい世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ…
“あと一歩だけ、前に 進もう”
『Progress』/ スガシカオ
今日のライブで『New Verse』を歌う前に話していたこと、
自分をとことんまで見つめ直して、自分と会話をして、自分の中の膿みたいなものがどんどん出てきた、その結果、自分のことがいとおしくなった
というニュアンスの話、その話のあとに聴いた『New Verse』と、さらにそのあとに聴いた『Progress』に、完全に食らってしまいました。食らいすぎて眠れない。大好きな曲同士の点と点が重なった瞬間の幸せな気持ちはどうにも言葉に表すのが難しい。曲の最後、SKY-HIがガッツポーズをしたところ、ああいうのが素で出るって素敵すぎないですか。。
家に帰ったら落ち着いてリピート再生する所存です。
『Chit-Chit-Chat』、良かったなぁ、ファンなので良かったと思うのは当たり前なのかもしれないけど、贔屓目抜きで、あれが初見だったらわたしはすぐに音源を検索してるとおもいます、そうでなくてもちょっと気にし出すとおもいます。土曜の夕方、あんなのテレビから流れてきたら絶対見入っちゃう、そんな素敵さが詰め込まれていますぜったい。ライブ終わってiPhone見たら、友達から画像付きでLINE入ってました。「ゆかちゃんの好きなSKY-HIが出てたよ」と笑。地上波でお茶の間に流れるというのはこういうことなんだなぁ。
余談ですがKOHHのTシャツを着てトークに挑むSKY-HIはその数週間前にもKOHHのパーカーを着ていました最高
ああ、JAPRISONツアーが残りすくなくなってきてしまった、、、、、中野公演を観終えたあとに、どんなことを思うのかなぁと思いながら、毎日を生き抜いていこうとおもいます。
SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話④
SKY-HI TOUR 2019 The JAPRISON
2019.3.23 (Sat) @神奈川県民ホール
セルフ働き方改革&業務改善により年度末なのにまさかの余裕が出来たので行けないかと思っていたのに行けた神奈川公演!!!!喜びもひとしお。
今年はいろんな所に行くたびに、昨年のMWツアーを思い出します。ちょうど去年の今頃は名古屋2days辺りだったかな、桜きれいに咲いてたなとか、来週は広島だったなとか。
去年書いていたブログの記事を読み直して思い出してクゥーっとなったり。常に「今」が最高パフォーマンスのアーティストからしたら過去のライブって、ちょっと恥ずかしくなったりするものなのかもしれないけれど、個人的にはMWツアーほんっっっとに良かったな好きだなと今でも思います。
が!!!!JAPRISONツアーとは!!!!それを!!余裕で!!ひょいっと!!越えて!!行ってしまう!!ほどの!!!ソレで!!!
今日もめちゃくちゃ良かったぁ…いやホントに良かったぁ…という話をネタバレしまくりながらしたいです。
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開場中のアレの最後、『運命論』の音がグっと大きくなっていく瞬間、いつも心臓がギュっとなる。
今週のACT A FOOLはSALUがゲストで2016年にリリースされた『Say Hello to My Minions』の話が少し出ていたけれど、あのアルバム当時からずっと事あるごとに聴いてて全く色褪せなくていつもカッッッコイ…ってなる…
すごく好きなのが、このアルバムのSKY-HI氏のリリック中の一人称が全て「俺」統一なところ(たぶんね、たぶん)だったりして。思わずSKY-HIの色んな曲の一人称を調べたりした笑
1曲目の『What a Wonderful World!!』から『Shed Luster』への繋ぎが最高すぎるという話(と、主にSKY-HIと星野源の好きなところ共通項についてという話)は散々前回のブログに書いたのですが
やっぱり本当にどうにもこうにもここ脳内トリップし過ぎで堪んないのです、、、、これアルバム製作中にすでに頭の中で形になっていたなんてSKY-HI氏、ド変態じゃないですか最高すぎ、、、
いやでも本当に、WWW!!〜Shed Lusterのとこ然り、どんどん音が繋がって途切れずに続いていくそのトリップしてしまいそうな空間と『Turn Up』の、観ているこちら側が呼吸さえ躊躇ってしまいそうになるその「間」の使われ方、本当にさすがだなと、このツアー特に思います。
そして照明の良さ、こればかりはやっぱり後ろから観る方が良く見えて、ライブでしか味わえない「間」や、照明や、空気の動きだったり、それこそ今日みたいなホールが揺れる(という比喩ではなく本当に笑)とか、やっぱり観ないと、体感しないと分からないと思うのです。
センテンスも会場毎にテンション感が違ったりしてたのしい。
センテンス後?というかSKY-HI登場からSFを紹介していくところの無敵感、たまんないです。
FG大好き人間としては今回やはり
DJ Jr.さんのところの
「前後 前後 前後 神の腕が産み出す言語」(by Mummy-D)
をサンプリングしたであろう「前後 前後 前後 右手に2台のターンテーブル」
が毎度ブチ上がりすぎるのですが、今までのSKY-HIのメジャーデビュー以降の楽曲でどれくらいライムスターみを感じる曲があるだろうと思い返したところ、こんな感じになりました。
今回のツアー第二部でも演奏されていた『逆転ファンファーレ』の
TV Show 紛争に難民
パン齧ってみる午後三時
どうすりゃいい? 教えてガンジー生きてたって感じしないリアリティ
は、 『グレイゾーン』に入っている『911エブリデイ』という曲の一節
どこか遠い国で起こった大惨事 TVで眺めてる幸せな午後三時
所詮万事 他人事なのにホントイヤな感じ
まるでガンジーよりも逆卍 旗に掲げる野蛮人たちの勝ちみたいな
不吉な時代の暗示感じながら 食べるまずいブランチ
YoutubeのSKY-HIプライベートアカウントで上がった『キョウボウザイ』の
右左錆びたシーソー
これも『グレイゾーン』に入っている『グレイゾーン』という曲の
危険だ! その錆び付いたシーソー 右も左も危なっかしいぞ
から来ているというのはラジオとかで言っていたし、
最近だと、『FREE TOKYO』から『What are you talking about?』の
昔皿洗い 今札束数えらんない
は、『耳ヲ貸スベキ』のDさんバース
来る日も来る日も皿洗いながら
待つは月末の僅かなギャラ
未払い 洗いざらい 支払い
手にすべき 厚い札束
からだと思う、、、とか
(深読み含めたらもっとあるんですがあまり憶測で物をいわないほうがいいかなとか思ったりするので)
これはきっとあの曲のあのバースからだなとか、そういう楽しみかたができるのが本当に楽しいし、もっともっとたくさん知りたいなと思いながら曲を聴いたりライブを観たりするのは本当に楽しい。
あと、今日のライブは近くにKEN THE 390氏がいらっしゃったのですが、やっぱり『Turn Up』のときばかりはチラリと見てしまって、ケンさん越しに見るSKY-HIのステージはファンから見てもグッとくるものがありました。お二人の関係性ってなんて素敵なのでしょうか。素敵すぎる。(なによりケンさんは最初から最後まで立ち上がってライブをご覧になっていたようでした素敵)
第二部の『Paradise Has No Border Remix』は音源もとてつもなくアガるのにライブで観ると倍の倍の倍でブチ上がりすぎてテンションが行方不明になります。フルバンドって強い。「SKY-HI!」のところ、きっと回を重ねるごとに会場がひとつになっていくのだろうなぁと思うとたのしすぎて心臓が痛い。最後に日高氏が親指グってしたのめちゃくちゃアガった。無敵感がすごい。
このツアーって、本当にSKY-HIのことを「なんだかいけ好かない」と思っている人が今だにいるのであればそういう人にもなんとしても観てほしいな、もうそういう「いけ好かない」とか思っている場合じゃないレベルなんですよほんと、こんなライブ作れる人って本当に、わたしは他に知らないです。アイドルだとかラッパーだとかそんな肩書きどうでもいいからとにかく観てほしいです。
本当にクソみたいなことが多いです頑張って生きてると。クソだなと思いながら、でもなんとなく笑って楽しい風に過ごしていることに息苦しさ感じたりします。でも、
SKY-HIがステージを去ってステージに映し出される
“LIVE YOUR LIFE”
という文字、わたしは自分が檻を抜け出して外から観ている、そんな気持ちになります。そんな気持ちになる、とてつもなく大きな力をくれるツアーです。
なんだか支離滅裂もいいところのブログになってしまったけれど、なんというかやっぱりこのタイミングでSKY-HIのライブ、観たほうがいいと思います本当に。
SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話③
SKY-HI TOUR 2019 The JAPRISON
2019.3.1 (Fri) @福岡サンパレス
↑会場裏が海でものすごくわくわくしてしまった
福岡公演ではホールの真ん中の中央席だったからなのか、音が日々アップデートされているからなのか、明らかに今まで行った公演では聴こえてこなかった音が聴こえてきて、「こんな音鳴ってたの?!」という瞬間が何度かあったように思います。
SKY-HIの音楽は、(特にオリジナルアルバムリリース後のツアーでは)ライブを「観ないより観たほうがわかる」→「一度観るだけよりは二度観たほうが楽しい」→「二度観たなら三度」・・・だと感じるので、時間とお金と様々な要因がクリアできれば何回でも観たいなぁと、特にホールツアーでは思うので、2016年から始まったSKY-HIのホールツアーは、年を重ねるごとに観に行く頻度が多くなっていっています。
以下、ネタバレありです
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『What a Wonderful World!!』
初めて映像の全貌がよく見える座席でほんっとうに綺麗でした。前列は前列で贅沢な感じがするしフロア中央の辺りはバランスよく見える感じ、まだ2階席では見れたことがないけれど、どこかの公演は2階席から観てみたいなぁと企てているところです。
『What a Wonderful World!!』から『Shed Luster』への繋ぎ、「I just wanna be me!』と叫ぶところ、やはり鳥肌が立ちます。『Shed Luster pt.2』から『What a Wonderful World!!』へ戻るところの「I just wanna be me!』も含めて、SKY-HIのライブで観た曲の繋ぎランキング暫定1位すぎるここ、、、これぞ合法的トリップ、、、アルバム製作中にはすでにこの構想がバッチリあったのかと思うと本当にもう、、、
個人的には「多幸感」という言葉は容易に使わないようにしている節があるんですが、この繋ぎに関してはまじで一瞬でトリップ状態になれるのでこういうときに使う(使ってもいい)のかもと思ったりして、います。日高氏が星野源さんのライブを観て多幸感に包まれて涙が出るように、きっとSKY-HIの音楽を愛する人は同じように、そうやって、過ぎる幸福を感じているのかなぁと。少なくともわたしはそうですたぶん。
今ツアーの第一部の1時間はわたしは本当にそういう感じがします。ただ楽しいとかキラキラとした世界観ではないけれど、聴いているだけのJAPRISONは観て感じることができるようになって、自分の中で少しモヤが掛かっていたような情景がクリアになって、以降のイヤホン越しのわたしはとても調子がいい。たっまんないね本当。。
『The Story of " J "』
予想外の展開に終わった米朝首脳会談のニュースが連日報道されているこのタイミングで聴いたこの曲、でした。やはりタイミング界の王様感のある日高氏
『Blue Monday』
“あの子の手を掴んだシーンのラスト”の「あの子」とは誰なんだろうと思っていたけど、これはきっと『White Lily』に出てくる「君」のことですね??とライブで観てやっと理解した(という気になっているだけかもしれないまだ)
『Doppelgänger』
“BOSSも言ってた未来はこの手の中”
というリリックはTHA BLUE HERBの『未来は俺等の手の中』から来てると思うんですが、
『Doppelgänger』は本当に詞が良すぎてグサグサくる
“なんっつうかさ大人ってのはもうちょっと立派なもんだと思ってたな”
というのは、大人といわれる年齢になってからというものの常々感じてしまうわけで、でもどうしたって自分は自分なわけで、自分のことは自分でもよくわからないんだけど、最後SKY-HIが歌う
“確かなこと一つあるとしたら / まだ変わらず俺は俺のままだ”
にグサリとくるわけです。この曲は椅子に座りながらラップを始めるけど、“I wanna be I gotta be〜”からのところで、立ち上がってグワッと引き込まれる感じが
去年のRAGツアーで観た『Free Tokyo』の“チェ・ゲバラじゃなく〜”からの爆発的なかっこよさを思い出し非常に好きです。
第一部の1時間が終了し、センテンスをはさんでの第二部
の『One Night Boogie』の途中(誰がなんと言おうと、あくまで曲の途中)の少しだけMCするところ(少しだけの尺ではなかったわらった)、星野源さんのライブを観たという話から始まっていたけど、ここぞとばかりに私は大好きなSKY-HIと星野源に感じる共通項の話をしたいです。
SKY-HIも星野源も、きっとふたりは幼いころから膨大な量のブラックミュージックに触れているんだと思うけれど、それをそのまま形に沿って、(語弊があるかもしれないけど)「きれいに真似する」のではなくて、それをポップミュージックに落とし込んで自分にしかできない音楽にする。それがガッツリお茶の間にハマったのが『SUN』だったのかなぁと思って、そして同時期にSKY-HIがリリースした『カミツレベルベット』もその匂いがして。だからこそ悔しいと、当時言っていたのかなぁと思ったりして。あくまでいちファンのひとりごとではあるんだけど。
べつにこれは余談ではないですが、星野源のライブをめちゃくちゃ久しぶりに観れたのが2016年のロックインジャパン。SKY-HIと同じ出演日で、ド灼熱に観たSKY-HIと夕暮れに観た星野源、そのどちらも今まで観たライブの記憶の中で忘れられないシーンのひとつになっているなぁと今でも思います。
なにはともあれ、JAPRISONツアーもPOP VIRUSツアーもまじで観られるものなら両方観なきゃというライブだと思います。日高さんも言ってたけどPOP VIRUSツアーまじで音が!すごい!かった!
あ、これは余談ですが、これからPOP VIRUSツアー観に行く予定の方にこのブログでネタバレもらい事故させてしまったら申し訳ないのですが、STUTSがドームで一人で立って演奏して、何万人の人があの空間でPUNPEEとの曲(しかも源さんドーム仕様)を聴けるというあの数分間は興奮しすぎてちょっとよくわからない気持ちになりました。
主役不在みたいに感じてしまうことのある日本のミュージックシーンの中でこの先ずっと主役になっていてほしいSKY-HIと星野源。でも、ふたりに音楽的な共通項を感じつつも決してそれは「同じ」ではないところがまた素敵。それぞれのシーンでそれぞれの良さ。
カウントダウンSKY-HIの10曲目が『カミツレベルベット』なわけだけど、「名場面」10曲の中にこの曲が来る意味を考えるとグッと来てしまう。ツアーでは本編最後に歌われることの多い印象だし、SKY-HIの曲を語るうえで必要不可欠だと思っているこのカミツレベルベット、決して引き出しに押し込んでおくのではなくて次のフェーズに進むためにセットリストのこの位置にあるのかなとか考えるとじんわりくるね、、、
『New Verse』のときだったかな、今日の座席位置で観て初めて気づいたんだけど、照明に照らされるSKY-HI氏の上半身の影が客席上手側の壁に映っていて、それはそれはとてつもなくきれいでした。ホールはこういうところもいいなぁ、、あと、今までの公演では周りをよく見れてなかったから気づかなかったんだけど、あつてぃさんこの曲シンセベース(っていうの?機材の名前がよくわかんないけど)だったの?!
『 I Think, I Sing, I Say』を歌う前の少し話をしてくれるところ、
“悩みを友達に言ったら引かれちゃうかも、親に言ったら心配されちゃうかも、恋人に言ったら、兄弟に言ったら、、、”というニュアンスの言葉にいつも心臓を掴まれてしまう。
音楽って家族よりも親友よりも恋人よりも近くにいてくれることが確かにあって、だからこそ辛かったときに聴いていた曲 はその辛かった記憶とともに鮮明に残り続けることがあって玉に瑕だけど、でもやっぱり音楽って究極のコミュニケーション術で、自分と向き合ってくれる大事な存在だなぁと思うわけです。こちらがどんなネガティブな気持ちを持って聴いたって常に肯定してくれる気持ちになれる。
『 I Think, I Sing, I Say』が終わってSUPER FLYERSがどんどん捌けていくところ、
“Time to go.”と言われているような気持ちになってさみしい。さみしいけど悲しくはない、ポジティブな別れというのはこういうことをいうのかもしれないですね。このツアーが終わって、いつかはわからないけどまたSKY-HI & SUPER FLYERSとのライブを観られる日が楽しみです。
1ヶ月ほどツアー観られそうにない期間に突入するので、わたしは今やるべきことを音楽をたのしみながら、繰り返される憂鬱なBlue Mondayをたのしむのみです!!!!かかってこい新年度!
SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話②
#JAPRISON ツアー
2019.2.17 (Sun) @富士市文化会館ロゼシアター
「いただきへのはじまり 富士市」
良い、、、好きこういうの、、、
だがしかし見えるシュミレーションを繰り返していた富士山のてっぺんが見えない
でも富士山の存在を感じられただけで満足です。
今日は『The JAPRISON』3公演目、わたしは初日ぶり、
圧倒されまくってしまって見逃したくさいところをちゃんとこの目で、、、っと思っていたのにやはり今日も圧倒されてしまってもう最高だったです。
以下ネタバレありです
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今日は前列だったのでセットの細かいところとか、マイクが拾わない靴のキュッって音とか、あとインスタに上がってた手錠を生で近くて見れてああなってたのかとか引きちぎるとき割と力要りそうだなとか、目が忙しかったです、楽しかった。
開場後にかかってる曲、
今日はめちゃくちゃ早く入ったのでここから聴けました、、、!!!くぅっっってなった
あとこれもたぶんかかってた!!
次行くときは開場中Shazam繋ぎっぱなしにしてあとでプレイリスト作りたいな、、、
開場中の選曲や演出もこだわりのあるライブってやっぱりたまらなく好き
今日はオープニングの1212番が脱走するところのそれ以外の番号をできる限り聞き取ろうと思って、87、1??、755、808、、、、?これツアー終わるまでに意味を突き止めたいけどそもそもそんな意味の込められていない番号だったらどうしよう、いや日高氏に限ってそんなこと、、、(755ってアプリあったよねと思って調べたら「755」って、ホリエモンこと堀江貴文氏が長野刑務所にいたころの囚人番号(称呼番号)らしい。ブラックユーモア。。。!)
ほかの番号も誰かの囚人番号なのかな、、、、、
1曲目の『What a Wonderful World!!』、アルバムを聴いていただけのときは、このタイトル1曲目に持ってくるとかなんて皮肉なのってぶるぶる震えてたけれど、このライブ観たあとに感じるのは皮肉だけではなくて、というかむしろ本当に「なんて素晴らしい世界なんだ」と感じさせてくれる空間があって、うーーーーーんやっぱり文字にすると陳腐に聞こえてしまうけど、、、、
あととにかくスクリーンに映し出される映像がきれい。
「変わらずここは忙しない」に続く語り部分が音源と生の声で重なって聴こえるところ、とても良くて刺さる。
『Shed Luster』につながるあの瞬間も良すぎてニヤけるの抑えきれなかった
『As a Sugar』は「もう何も怖くない」のところ、兼ねてから「間」がオーディエンス人それぞれで、でもSKY-HI氏の今日のあの「間」さすがだった、こういうかんじで聴きたいというのを一番良い形で聴けたかんじ。
『The Story Of"J"』と『F-3』はやっぱり一緒に聴くと深みが増す気がしてる、(RAGツアーでは曲順逆だった?記憶)
『White Lily』はスクリーンに映る映像を見ながら、ああ、、百合の花粉って服に付くとしぶといよねと関係のないことを考えながら、この曲『Blanket』に次ぐ女子人気高そうな曲、、、!『咲けば散るような関係』というワードに、ああなんだか、いくえみ綾の漫画にありそう、、、、!!となった
『Blue Monday』はダンスとスクリーンの映像で、曲が超立体になっててなるほど素敵だった!これ、日曜日に聴くと本当しみるなぁ、、、めちゃくちゃ楽しかった、、、
『Doppelgänger』の「口に蓋して こびり付くよりかは はみ出してくれよ」
というラインがしぬほど好きなんだけど、
『Chit-Chit-Chat』の「口の中に溜めた愚痴」(かな?)も、
『New Verse Remix feat.eill』の「弱音が出る口を塞いで 気がつけば口の中で腐って」も、
ああ全部SKY-HIだ、、、となって堪らない(でもNew Verse Rimixはeillちゃんが歌うとeillちゃんの歌になってて最高)
2度目の『WWW!!』は同じ曲なのに1曲目に聴いたときとは印象がまるで変わって、SKY-HIの表現したかった「素晴らしき世界」へのヒントというか、、(のちに第二部とライブが終わったときくぅぅ、、、ってなった)
あと何曲かあったんだけど、照明の光がまっすぐ何本も降りてくる演出のときに、ちょうど日高さんの手に照明が当たっていて光の球みたいにキラキラ、というよりビカっってしてて心に突き刺さりました何かが確実に。あれは客席の角度によって見えたり見えなかったりするのか、前回は気づかなかっただけなのか、とにかくあれすごかった。
そしてセンテンス、これたぶん何回見ても面白いやつで
初日に見たときにうっすら感じていた既視感らしきものはこれでした笑
(脱走できたかと思って喜んだのもつかの間、見えてきたのは更に更に高い壁だったところ)
余談ですがこのアルバムに入っている『ウワサの真相』がSKY-HI氏がラップを始めるきっかけになったという1曲
さらに余談ですが、この動画のライブを生で観られた少し上の年代の方にめちゃくちゃ嫉妬しますこれほんっっっとうにかっこいいあと5〜6年早く生まれていればと何度指を噛んだことか
話がそれた
センテンス終わり、
『Paradise Has No Border -SKY-HI Remix-』は悠歩さん始まりがかっこよすぎる上にやはりぶち上がってしまって「ノーボダー!ノーボーダー!!!!」楽しすぎるしフルバンドサウンド最高だし日高氏やりたい放題だなという最高のやつでした、スカパラツアー取れたからそれも楽しみ、、、!はぁたのしみ、、、!
思えば「SKY-HIがあの曲をカバーするの観てみたい」「○○と一緒に曲演ってるの観たい」という願望を次々に叶えてくれて本当にリスナー冥利につきるのです
スカパラもそう、金子ノブアキもMIYAVIもKenKenも、SALUとの「ワンマン」ライブ観たい、とか、民生のカバー聴きたい、、いや無理か、、と思いきやSK's Sessionで見れたり、SKY-HIとリップは交わるようできっと交わらない、、と思いきやビバラでぼくりりとの楽園ベイベー聴けたり、思い出し始めたらキリが無いの、本当にSKY-HIのファンになってよかったなぁと「CDTV」もとい笑「カウントダウンSKY-HI」を観た記憶に浸りながら今思いました。
『Blanket』の「Check the Mic〜 Kick the Verse〜」始まりは、
わ、ここでNew Verse来ちゃうの?!?!こちらの心の準備は?!?!という焦りを颯爽と交わされ、MWツアーで大好きだったあの超絶かっこいい繋ぎをまた聴けて最高だなと思いました。
満を持して観る『New Verse』、
そしてそれを聴いたあとに観る『Marble』は、MWツアーで観た『Marble』とはまた違って、音源とも違って、去年のRAGツアーで観た『Marble』とも違って聞こえて、変幻自在でした。もちろん一本筋の通った『Marble』だけど、良い意味でぜんぶぜんぶ違って聴こえるかんじ、とても好きです。New VerseのMVのSALUくんじゃないけど、日高さんはアイドル崩れのJ-POP野郎じゃないですよ本当。
皮肉も愛も酸いも甘いもなんだかいろいろ詰まっているこの「素晴らしき世界」は「君が思っているより優しい」のかな、と。
そういえば、今週末は土曜に星野源のライブを見に行って、日曜日はSKY-HI、なんて贅沢な音楽体験が出来たんだと感激しました。ネガティブなことは大小たくさんあるしもっともっと規模の大きい、「日本ってやつは本当さ、、、」みたいなことだってあるけどさ、日本にはこんなにも素敵なミュージシャンがいるんだから明るいじゃん??と幸せな気持ちになりました。SKY-HIの「JAPANESE RAP IS ON」と星野源の「POP VIRUS」、素敵すぎるやん、、、
贅沢にも星野源とSKY-HIのライブを2日連続で観て、なんだか日常に蔓延るモヤっとした閉塞感とか息苦しさとか、確かにあるけど、あるけど、こんな素敵なミュージシャンが日本にいるのならそんなに暗くならなくていいんじゃないかと思えた週末でした、音楽好きでよかったぁ〜。#JAPRISON #POPVIRUS
— (ユカだよ) (@ppp276) February 17, 2019
SKY-HI #JAPRISON ツアー、ちょっと本当にみんな観たほうがいいと思うんですがの話①
#JAPRISON ツアー
2019.2.3 (Sun) @人見記念講堂
(中学入試と同日…!)
The JAPRISON、それはそれはハードル上げて観ました。だってMWツアー がとんでもない完成度だったしRAGツアー も然り。観終わったあともしかしたらやっぱりMWツアーの方が好きだなってこともありえるかもしれない、いやそんなことないでしょ、みたいなよく分からない自問自答を繰り返しながら2/3を迎えました。
最高でしたごめんなさいありがとうございますやっぱりいつでも最新のツアーが一番かっこいいです。アルバムだって今はJAPRISONが一番好きです。
新譜が一番かっこいいといつも思わせてくれるミュージシャンって私はそんなに無くて、どうしても思い入れのある曲を聴くとテンション上がりがち。だけれど、SKY-HIに関しては新譜がめちゃくちゃかっこいい。もちろん過去の曲にも大好きなものはたくさんあるけど、新譜が一番かっこよくて一番好きです。
あれこれごちゃごちゃ言うつもりは無かったけどやっぱり良いライブを見たあとは文字に残しておきたいので今年もブログ書き残そうと思います。
以下ネタバレありです
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今回の会場中のそれはRadio Marbleではなくて刑務官(?)のホワイトとジョーンズがユーモアたっぷりに非常口の説明とグッズ宣伝(だけではないけど笑)を数分に1度→色んな曲流れる→ホワイト&ジョーンズ→再び曲流れる
の流れでした楽しかった!年々クオリティが上がってくのすごい笑
流れてた曲(のうちSKY-HIの曲以外)で覚えてる数曲
ちょっとあとは思い出せないのでまた次行くときに、、、、
本編はじまったとき興奮しすぎてあんまり思い出せないんですが、「1212番」のSKY-HI氏が脱獄したところから始まったのかな(誕生日?ほかの人の番号はわかんないけど…)
1曲目はアルバムと同じく『What a Wonderful World!!』
“この監獄の世界を抜けた先で会おう”
くぅっ、、、、
この曲、終盤の6/8拍子→『Shed Luster』への繋がりがアルバムで聴いてたときよりライブで観たらとても鳥肌立った…SKY-HIのホールツアー、曲間のアレンジがいちいち良すぎていちいち鳥肌立つ…
ちょっと曲順とかは覚えていられないので思い出した曲のみ……
FREE TOKYO の曲もセットリストに入っていて、フルバンド演奏で聴く『The Story Of "J"』とかめちゃくちゃ良かったあ、、、この曲ライブで聴くとまためちゃくちゃ映えるなぁ、、、
『Role Playing Soldier』
スクリーン上の映像が某RPGの感じでとてもかわいかったです。モンスターの気持ちを歌うSKY-HI氏、やっぱり着眼点が素敵すぎるくないですか
「鬼は外、される鬼もかわいそう」みたいな
「先生だって好きで怒ってるんじゃありません!!!」を生徒に分かりやすく納得いくように説明してくれそう
なこの感じ
「GYAO!CLUB INTIMATE」のエンディングソングの『Chit-Chit-Chat』から『23:59』への流れもめちゃくちゃ良かった、、そういう繋ぎ観たかったーー!!!のドンピシャだった
にしても今ツアーの映像どれも良すぎてライブ中どこ見たらいいかわかんなくなるな、、、
『What a Wonderful World!!』で始まって『What a Wonderful World!!』で終わるパート(獄中パートと脳内で名付けました)
初っ端のWWW!!と、後にまた聴くWWW!!、まるで聞こえ方が違うなぁたまんないなぁ
そしてセンテンス
作り込まれすぎたのしかった、
センテンスあたりで、
あれ、このライブは着席のほうがスッと入ってくるのでは、みたいに思ってた(このときは)曲でノるというよりその世界観とフルバンドの音圧と映像での演出もろもろに圧倒されてしまってわりと静かに、ひとつひとつ自分の中で噛み砕いていきたいと思ってた(このときは)
あ!!!!!センテンス終盤、脱獄SKY-HI登場→SF紹介のときのJr.さんとの
「前、後、前後、前後」のとこ、
ライムスターイズインザハウス、、、、、!!
だったと勝手に解釈をしています
先日のMummy-Dブログ本当に胸が高鳴ったし
ラップ始めたきっかけのMummy-Dに褒めてもらえたって嬉しすぎませんか…😭 https://t.co/Sda5GkkPv6
— SKY-HI(AAA日高光啓) (@SkyHidaka) January 31, 2019
そしてツアーでライムスターリスペクトを感じたりしてとてもグッときてしまった
監獄を抜けたあとのパートはそれまでのヒリヒリするような世界観とは打って変わってひたすらに楽しいパートに突入でした
スカパラのトリビュートのやつ、、、もう、、、なんだこれだった、、、やりたい放題スカイハイ最高にかっこよい曲だった、、、これは早く一緒に演ってるところも観たい、、、、1音目で動悸がした、、、
『カウントダウンSKY-HI』の人気曲10曲ぶっ通し、これ普通に観てたけどここまでほぼ音が止まることなく歌いっぱなしの日高氏ほんとうにどうかしてる、、、、
どんどん新しい曲が増えて、昔リリースした曲がだんだんライブで演奏されなくなっていくのは曲がかわいそうだ、みたいなことを言っていたけどとても愛を感じています、、、曲たちのことを贔屓しないで満遍なく愛してくれる上司、、、生みの親、、、
ここへきて先程感じていた「着席のほうがたのしいかも、、、?」の気持ちはどこかへ行き、ただひたすらに楽しかったです
と同時に、ライブ終盤に差し掛かっているけど『New Verse』がどこでどんなふうに来るのか、わたしはそれをドキドキしながら待っていました、
この曲を聴きに来たと言っても過言ではないほどこの曲が好きです。
ちょうどJAPRISONがリリースされる少し前、仕事もプライベートも何もかもドン底で超つらくて、超とか使っちゃうくらい笑、本当につらくて、
今聴いてる音楽はきっとこの先、曲を聴くたびに今のこの感情を思い出して辛くなるんだろうなぁと思って意識的に音楽を聴かないでおこうとしてみたりしていた頃で、
でも何かに救われたくて縋ったアルバムだったの、わたしはあの期間にこのアルバムを聴いていて本当に良かったなと思うなぁ、と、今は思える
大好きなアルバムの中の一番大好きな『New Verse』はこのツアーでもわたしにはグサグサ痛くて眩しくて、落ち着かなくてそわそわしちゃったなぁ次はちゃんと、まっすぐ前向いて観たいな
本編ラスト曲は『I Think, I Sing, I Say』
まさかだった、くそぅやられたぁ!!!!!だったくそぅ良い曲
曲が終わってSKY-HI以外の仲間たちがどんどん捌けていくところ、なんだかこう、、、文字には表し難い気持ちになったな、、、
このツアー、大切に大切に噛み締めながら自分なりに消化していきたいなと
SKY-HIが表現したかった「JAPRISON」、
まだちょっと感情が迷子で文章が支離滅裂である、、、
いいショウタイムでしたはやくまた観たいです
去年のホールツアーの完成度が高すぎて、そのあとのライブハウスツアーもそうで、だからめちゃくちゃにハードルを上げまくって #JAPRISON 初日を観たけど、SKY-HI氏はいつでも新譜が一番かっこよくて最新のライブが一番良くてそこがとても素敵だなぁとここ最近はとてもおもうわけです感無量!
— (ユカだよ) (@ppp276) 2019年2月3日
現時点で一番好きなSKY-HIのアルバムは #JAPRISON だけど、やっぱりライブで観るとより超立体。このツアー、めちゃくちゃ細かいところまで作り込まれすぎててSKY-HIド変態だなと思いました最高でした。そろそろ本当にホールツアーは観に行ってみた方がいいと思います、と食い気味に人に伝えたいです。
— (ユカだよ) (@ppp276) 2019年2月3日
今年の #RAGツアー 、過去イチ楽しいと思うんですがの話④
#RAGツアー 2018 Round58 静岡!
今年出来たばかりというLIVE ROXY、
とてもすてきな名前、、、
高架下にあっておっきな柱がステージ上に2本、フロアに4本、柱の存在感があるライブハウスって磔磔とかボトムラインとかduoとかのイメージ強かったけどそのどれともまた違ったかんじの箱、すごかった
以下、ネタバレありです
今年の地方のRAGツアーは昨日の静岡含めて4公演観られて、そのどれも全部全部楽しかったなぁ改めて言うことではないかもしれないけれどSKY-HIのラップ大好きなの本当に、だから今年の一際ラップ量の多いツアーは全編通して楽しくて楽しくて堪んなかった、
し、初めてライブ観たときもなんだこの人って思ったけど昨日でさえ当時の何倍も思った感嘆の「なんだこの人」感、ずっとずっと更新され続けて行く「なんだこの人やばい」感
昨日ははじめてFree Tokyoで座りながらラップしてるとこも観られる位置で、チェ・ゲバラじゃなく〜のあの爆発的な格好良さはやはり何物にも代え難く
(開演前に撮ったら光の関係でとても良いかんじ偶然の産物)
SKY-HI氏がアコギ弾くところやっと見えた…し、Bitter Dreamのアレンジ変わってた…!あれとても好き…!初日観たときの何倍もブラッシュアップされてたBitter Dreamでした
ルーパーああなってたんだね…!色んな楽器を録音しながら周るSKY-HIが奥田民生ひとりカンタビレに見えましたあの瞬間
あと今年のRAGツアー、フロアのラップ被せ具合が前年比130%増しくらいで、とてもゾクゾクするやっぱり
そういえばいつぞやのクレバさんワンマンで
「さっきからあの男子、ずっと俺のこと見ないで下向いてラップ全被せしてんの、笑」
みたいなこと言ってたような気がするけどなんだかその空間思い出したというか、いいなぁそういうの
ダンジョンメドレーのブンブンバァ被せもとてもたのしいですありがとう日高氏
ダンジョン曲マンネリ解消win-winメドレーでした 来年…は無いかもしれないけどまた聴きたいなこういうの
あと昨日はゲストのさなり氏、16歳なりたてだという衝撃と、楽曲の良さがすごくて、初ライブを目撃できたことを嬉しく思いました。
SKY-HIは一緒にセッションするのかと思いきや、それをしないで終えるところもとても良かった
転換ありの「対バン」ライブより、ゲストという形のこのツアー、スピード感が心地よい。
そして16日に配信開始された『JAPRISON』から「What a Wonderful World!!」、まさかこのタイミングで生で聴けるだなんて
アルバムは1曲目がWWW!!でしょ、昨日はWWW!!からのSnatchawayだったの、
アルバム1曲目と最後の曲を続けて聴けたわけですが、その間にある曲たちがアルバムの中でどうやって組み込まれているのか楽しみで楽しみで楽しみで
iTunesで全曲数十秒間くらい試聴できるみたいだからこの段階で聴いてしまうのか、いや発売日まで待つのか、すごく葛藤していますNew Verseが気になって気になって気になって
というかWWW!!、めちゃくちゃ好きなの狂おしいほどに
JAPRISONっていうタイトルなのに1曲目からWhat a Wonderful World!!って皮肉でしかないじゃんとトラックリストを見たときは思ったけれど、解禁曲聴いている限りでこのアルバムどうやらそういうことばかりではないらしいぞ?とそわそわしています
"そわそわ楽しい"というレア感情
JAPRISON本当に良さそうだなぁ早く聴きたいなぁ聴いたら何か変わると思うの 凝り固まったこの感情変えたい けどそんなこと思わなくともただただ良質な音楽に触れられることが楽しみで仕方ないです
ホールツアーもあっという間だろうなぁたのしみだなぁ
んーー
先週、いや現在進行形で終わりはまだ見えないけど、つらくて苦しくて助けてほしくてでも言いたくなくて、なんかもう堪んなくて、大好きな音楽すら聴くのが億劫になってそろそろ心が限界か自分…ってなっている中で這いつくばって行った昨日のライブだったけど、
観て聴いて色んなものを生で感じて、行ってよかったなぁと、明日は変わらずにやって来てしまうんだけど、朝起きたらちょっと絶望したりするんだけど、それでもきっとちょっとだけ前を向いて行けるのはやっぱり大好きな音楽のおかげです。音楽が好きでよかった、好きな音楽が近くにあってよかった、とじんわりする日曜の深夜です。
いよいよ豊洲スーパースペシャル編が近付いてきたわけですが金子ノブアキが叩くドラムでSKY-HIがラップするってやばくないですか
発表されてないスペシャルってなんなんですが腹立たしいほどにたのしみ